保育園と幼稚園の違い
保育園と幼稚園を比較すると一体どのような違いがあるのでしょうか？教育方法や保育時間が違うのでは？と大まかな事しかわからない方が多いと思います。では出産前、フルタイムで働いていたママは産休や育休が明けるとなると保育園と幼稚園、どちらに子どもを預ければ良いのでしょう。
保育園と幼稚園の大まかな違いで思いつくのはやはり教育方法でしょうか？一緒のように思えて何かが違うと感じるのは、保育園と幼稚園とでは所管が違うからだと考えられます。所管というのは、それぞれを管理している所です。実は保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省に管理されています。よって違いが生じるということですね。それでは、保育園と幼稚園の違いを詳しく見ていきましょう！
対象年齢
なんといっても保育園と幼稚園では対象年齢が違います。保育園の対象年齢は保護者の事情により保育に欠ける0～1歳児から小学校入学前までで、幼稚園の対象年齢は3歳になった春から小学校入学前までとなります。6年間と3年間では大きな違いがありますね。しかし現在では幼稚園で未満児の預かりも増えており、3歳未満の子どもの保育も多く実施されています。
ところで、保育園の場合の「保護者の事情により保育に欠ける」とはどういったことか知っていますか？保育園では誰でも保育をしてもらえる訳ではなく、共働きが第一条件になります。この場合の保育に欠けるとは、お仕事で両親が子どもの面倒を見られない時間があるということですね。もし共働きでない場合は、面接で落ち保育園に入園できない場合が多いです。現在は待機児童も増えているため、条件を満たしていることが大切です。
保育時間
実は、保育時間にも大きな違いが見られます。保育園では保育園が開く時間がだいたい7時半からで、お仕事が早いパパ、ママに替わりその時間から子どもを預かってもらえます。帰りはパパ、ママのお仕事が終わり次第お迎えに来てもらうという形なので17時半から18時までには帰る子が多いです。しかし残業などで遅くなってしまう場合もあるとの考慮で、最近では19時～20時まで預かってくれる保育園が増えています。遅くなってしまった時にはありがたいですがその場合延長料金が増加されるので注意が必要です。
一方幼稚園では朝はゆっくりで9時頃からはじまります。帰りは14時頃で保育園に比べるとかなり早いですね。だいたいの幼稚園はバスの送り迎えがあり、指定の場所に迎えに来て送り届けてくれるのでありがたいですね。幼稚園では共働きでなければいけないという条件はありませんが、共働きで頑張っているご家庭もあります。当然お迎えの時間に間に合わない場合もあるので、現在は延長保育も導入されているので安心です。しかしこちらも延長料金が増加されるので注意が必要ですよ。
どんなときにどちらを選べば良い？
上述しましたが一般的に保育園に入園できるのは両親が共働きで、子どもの保育に欠けることが条件です。病気で長時間面倒を見ることができず預けなければならないといった場合も条件に入りますが、両親がお仕事に就いていなければ入園の許可がおりないことがほとんどです。
幼稚園では、両親が共働きではなくても決められた年齢に達していれば入園できます。やはり一番の違いは「保護者の事情によって保育に欠ける」ということなのでそれぞれのご家庭でどちらが当てはまるのかを考えることが初めの一歩になると思いますよ。
産休・育休が明ける、これからフルタイムで働くことを考えているというワーキングママは迷わず保育園を選択することをオススメいたします。保育園は待機児童も多くなかなか入園が難しいかも知れませんので早めに情報収集や申し込みを進めてみてくださいね！
双子を預けるならどちらが良い？
これらの条件でどちらも選択できるという場合は、どっちに預ければ良いか迷うところでしょうが、これはどちらが良いかどうかは一概にはいえません。
実際に双子の園児がいたかどうかという経験のほうが重視されると思います。
やはりノウハウがあるほうが先生も大変でないでしょうし、親も安心です。
見学や説明会に行ったときに、「今まで双子ちゃんはいましたか？」と聞いてみるのも良いかもしれません。その時に大変だったことなどを聞いてみると、各園の対応も見えてくるので、選択の際の参考になりますよ。
友人の保育園は、園長先生が双子のお母さんだったそうです。
ですので、色んな悩みも聞いてくださって心強かったそうですよ。
うらやましい環境ですよね。
もうひとりの友達は保育士さん自身が双子だったそうです！
こちらは、実際に双子の気持ちも聞くことができたので、とても勉強になったみたいです☆
保育園と幼稚園どちらが子どものため？
保育園と幼稚園どちらが良いというのはありませんので安心してください。保育園も幼稚園もそれぞれの施設で教育方針は違いますので、迷うのであればたくさん見学に行ってみてくださいね。パパ、ママ、お子さんが笑顔で過ごせる施設が見つかると良いですね。
コメント