双子の育児を毎日頑張っていると、そろそろ一緒に仲良く遊んでくれないかなと感じる瞬間が増えるものです。それなのに後追いが激しかったり、抱っこをせがまれたりとまさに親の心子知らずとはこのことですよね。
双子は甘えたいさかりなのでしょうが、毎日家事や育児に挟まれて自分も少しは休みたい!と思う事がありませんか?双子の育児は可愛さが2倍ですが、大変さも2倍なのです。
では双子はいつからお互いを認識し、一緒に遊びはじめるのでしょうか。
平行(並行)遊びをする
いきなり一緒に遊びはじめるなんてことはある訳もなく、最初は平行遊びからはじまります。あまり聞き馴染みのない「平行遊び」という言葉を初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
平行遊びとは簡単に言うと、一緒に遊ぶというよりもそばにいて相手を観察することを言います。
その後片方が遊んでいるものに興味を示して同じような遊びをする、いわば「真似っこ」です。0~2歳までは平行遊びをして楽しむ子が多いです。ですからそれまでの月齢の双子が一緒に遊んでくれないからといって焦ることは決してありません。
お互いを認識するのはいつから?
それではいつ頃からお互いを認識しはじめるのでしょうか?
一緒に遊ばないからまだ認識しておらず、遊び始める頃に認識するのかなと思ってはいませんか?
いいえ、違います。
それぞれ個人差はあるかも知れませんが、だいたい5~6ヶ月頃にお互いを認識をします。寝転がりながら相手の手を触ってみたり、顔を叩いてみたりとやりたい放題です。
時には双子の片方だけが盛り上がって、もう片方は無視しているなんてこともありますよね!そこから、ハイハイや歩くことができるようになりおもちゃの取り合いといったケンカをするようになります。
遊ぶよりもケンカの方が早いなんて複雑な気持ちですが、この頃になるとイヤイヤ期に入ります。出来ることよりも出来ないことの方が多くて赤ちゃんだってイライラしてしまうのです。ケンカしてしまってもそれぞれの気持ちを受け入れてあげてくださいね。
相手を思いやる
実は一緒に遊ぶことができるようになるには、相手を思いやれるようになることがポイントなのです。
それは大人も一緒ですよね!自己中心的なことばかり言っている人とは遊びたくないなと思うのが当然です。
子どもの場合、思いやりの心が芽生えるのはだいたい3歳半からと言われています。自分の子どもが他の子を思いやっている姿を想像すると感動してしまいますね。
そんな思いやりの心は、ママとの愛情関係が第一歩ということをご存じでしたか?愛情関係とはどのように育まれるのでしょうか?
思いやりを育むポイント
思いやりの心をはぐくむためには、どういったポイントがあるのでしょうか?
いくつか挙げてみましょう。
親子の絆を深める
ママ、パパが子どもを肯定的に温かく受け入れる気持ちで接しましょう
誘導的なしつけの仕方
「これをしなさい!」ではなくて「これをしようね」というように誘導をするようなしつけをすることで、子どもに共感性が芽生えます
親自身も思いやりを持つ
子どもは親の背中をみて育つと言われているように、周りの大人の行動を見て学習します。親自身思いやりのある行動を心がけることによって子どもも学習していきます
子ども自身がしっかりと愛情を受けて育つことによって、育まれていくものなので以上のことを念頭になるべく愛情を持って接するように心がけましょうね。
双子育児をプラスに
双子の育児は大変なことが多いですが、その分プラスなことも多いです。
お互いに遊び始めることが遅いように感じていても、お腹にいる時からずっと一緒にいるので二人で遊び始めることが意外と早いかも知れませんよ。あっと言う間ですので、それまでの時間を楽しんでくださいね!
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