妊娠中、寝ているときに突然脚がつってしまっていたことはありませんか?脚に力を入れて何とか元に戻そうとしても戻らず、痛みが続きますから辛いですよね。
それに何といってもお腹が大きいと、脚に手が届かない!なんだか妊娠してから脚がつることが増えているな、と感じる人も多いのではないでしょうか。できれば原因や対処法があれば知りたいですよね。
今回は何故妊娠中に脚がつりやすくなるのか、またつった時の対処法や予防の方法までを調べてまとめました。
妊娠中に脚がつるのは何故?
妊娠中期以降、お腹が大きくなるとお腹が重くなり、身体のバランスが今までと変わってきて脚に負担がかかってきます。
血行不良から脚が冷え、筋肉が収縮するのも脚がつりやすくなる要因になります。
また、水分不足になったり血液中のミネラルが不足したりすると、筋肉や神経のバランスを取る電解質のバランスが崩れて脚がつりやすくなります。
ちょうど運動をしているときに起こりやすい状況ですよね。特に妊娠後期はトイレが近くなるほか、むくみを気にして水分を抑えるなど、水分不足になりがちなので注意しましょう。
妊娠中は赤ちゃんに大切な栄養であるミネラルやカルシウムが優先して運ばれるため貧血になりやすく、ママがミネラル不足になりがちです。
双子だと栄養が一人よりも多く必要になりますから、ミネラル不足や貧血が急に進むことがよくあるようです。私の場合、妊娠初期のヘモグロビン値が医師も驚く14g/dLだったのが、後期に6g/dL近くまで減りました。双子のプレママさんは油断しないでくださいね。
他にも、仰向けで寝ると子宮の重さで血流が圧迫される、骨盤のゆがみが起きて脚に負担がかかるなど、妊娠後期は脚がつる条件が揃ってしまうのです。
妊娠中に脚がつった!そんな時の対処法
脚がつった時の対処法は、つった方の親指をぐっと自分の方に引っ張ることです。ただ、これはお腹が大きいとできない時があります。そんな時は、壁を利用して足の親指を戻すように曲げましょう。どうしてもダメそうなら、パパにヘルプをお願いしてください。
治まったら、ふくらはぎを優しく揉んで筋肉の疲れを取りましょう。強く刺激すると、またつってしまうことがあります。
妊娠中に脚がつらないための予防法とは?
眠っているうちに脚がつる可能性が高いので、寝る前に脚が冷えないような対策をします。お風呂にゆっくり入って脚を温め、お風呂上りにお水を飲むといいですね。
寝るときに靴下を履く際は、ゴムがきついと脚が血行不良になったりむくんだりするので、締め付けないタイプがお勧めです。着圧ソックスを希望される場合は、かかりつけの医師か看護師さんに確認してくださいね。
それに、ミネラルたっぷりの食事を取ることも大切です。ひじきやホウレン草は貧血対策にもgoodです。
なお、水分補給でスポーツドリンクを飲むときは、塩分が入っているので飲み過ぎないように注意しましょう。
水分とバランスの良い食事で脚のつりを防ぎましょう
妊娠中期から急にお腹が大きくなる双子のプレママは、脚の疲れも貧血も1人の妊娠時より起こりがちな症状ですから、脚がつる頻度は普通よりも多くなるかもしれません。
脚が冷えないように疲れを取りながら、水分とバランスの良い食事を取って妊娠中をお過ごしください。
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