お宮参りは昔から日本に伝わるもので、赤ちゃんが生まれてから約1ヶ月後に赤ちゃんの健康や幸せをお祈りする伝統の行事です。
赤ちゃんにとってははじめての行事でもあり、とても大切にされてきました。
「お宮参り」はよく聞く言葉かも知れませんが、実際どのようなことを行うのかを詳しく知らない方もいるのではないでしょうか?
そこで今回はお宮参りの流れを詳しくご紹介しましょう。これからお宮参りを予定している方は必見です。
しっかり事前準備をしよう!
お宮参りを無事に行うには事前の準備が大切です。地域によって多少の異なりはあるかと思いますが、だいたい以下のような事前準備が必要になります。
・まずはお宮参りをする場所や規模を夫婦と両家のご両親で決める
・お宮参りをしたい神社は、お宮参りができるのかなど下調べをする
・都合のいい日にちを決める(両家を招くのであればそちらの都合も聞く)
・祈祷の予約が必要であれば予約を行う
・自分たちの衣装や赤ちゃんの衣装はレンタルするのか購入するのかを決め、購入の場合は準備をする
・記念撮影をする場合はスタジオやカメラマンの予約をする
・食事会をする場合はお店の予約やお家で料理の準備をする
・初穂料を調べ包んで準備する
他にも赤ちゃんのおむつやお腹がすいても対応できるようにしっかり準備をしておくことが大切ですね。母乳育児の場合は服装のことも考え、どうやって授乳するのかも視野にいれておくと良いと思います。
お宮参り当日の流れ
実はお宮参りの流れは決まりがなく人それぞれです。
しっかり時間を決め、神社から指定された時間がある場合は、時間に遅れないようにしましょう。それぞれの両親も参加する場合は、待ち合わせ場所や時間の連絡を怠らないよう!けっこうこれ大事…(;´・ω・)
赤ちゃんの体調や様子をみて流れを作っていき、記念撮影や食事会の予約時間に合うように臨機応変に対応することが求められます。
とはいえバタバタしてしまうと赤ちゃんも不安に感じてしまうので、時間に余裕を持って行動できたら良いですね。
お宮参りを行う時期は、赤ちゃんはまだ外出に慣れていないので赤ちゃんの体調を優先にしましょう。
ママも出産したばかりで体調が安定しないので無理は禁物です。
はじめての育児の場合は授乳などで寝不足も考えられるので周りにたくさん協力してもらいながら進められると良いですね!
お宮参り当日に注意すること
お宮参りで注意するべき点が多数あるので紹介します。
まず、上述した「授乳」についてです。
ママが当日どのような服装でいくのかにもよりますが、授乳がしにくい服の場合どうするのかしっかり考えておきましょう。
生後1ヶ月頃の赤ちゃんはミルクやおっぱいしか口にできないので、すぐにお腹がすいてしまいます。おそらくおっぱい、おむつの繰り返しでママの体力が消耗します。
もし御祈祷中に赤ちゃんがおっぱいをほしがったら?など最悪な場合も視野に入れて考えておくと当日落ち着いて行動できると思いますよ。
ちなみに私は完ミだったので服装や飲ませる場所の問題には当たりませんでしたが、両家のご両親がいる場で授乳は厳しいですよね。
授乳する場所がある神社もあるそうなので調べておくと良いですね。
おむつもどこで替えるのかを事前に神社の方に聞いておくことをオススメします。
神社によってはお手洗いが少なく、外にあるというようなところも少なくないので、その場合はおむつ替えの防水シート(普段ベビーベッドで使っているものを車に乗せるのもアリ)を準備して車でおむつ替えができるようにしましょう。
それから神社まで車で行く場合、赤ちゃんは当然チャイルドシートに乗ります。でもきっとこの時点でチャイルドシートに乗るのは数回目。中にはチャイルドシートが苦手な赤ちゃんもいるでしょう。運転中は泣きっぱなしになってしまうかも知れませんので覚悟するか、少しでも気がまぎれるおもちゃなどを準備してあげてください。
なるべく赤ちゃんの負担がかからないように準備をしてあげましょう。
赤ちゃんとママの体調を優先して
新生児期はあまりお出かけができないので、赤ちゃんも、赤ちゃんを連れていくママも外出は慣れないことだらけです。赤ちゃんとママの体調を優先して無理のない、素敵なお宮参りになることをお祈りしています。
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