二卵性だと個々が違う人間、双子といっても兄弟のようなものです。だから成長がそれぞれ違うのもうなずけます。
でも、一卵性で、成長が違うと「遺伝子が同じなのにどうして?」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか?
今回は、一卵性双生児の成長に差が出る要因や気をつけたいことについてまとめてみました。
↑我が家もこんな感じです。TTTSにはならずとも最終的に体重差が出ての帝王切開だったので、たまに「年子?」なんて聞かれることもあります。
産まれた時の体格差は無くならない!?
一卵性とは言え、全く同じ大きさで産まれてくることは少ないと思います。
産まれた時に体重差があっても、
「そのうち同じくらいになる。」
そんな風に思っていませんか?
実際は毎日同じ物を食べ、同じタイムスケジュールで行動している以上同じように成長します。
ですので、乳児期は産まれた時の差がなかなか縮まらなくても、差が極端に拡がらなければ問題はありません。
上記は産まれた時に体格差がある場合の事を書きましたが、殆ど同じ体格で産まれてくる双子も当然います。
乳児期には差が出なくても、幼児期になれば差が出てくることもあるでしょう。
後天的な環境の差でも違いが出てくる
幼児期になれば、双子といえども趣味趣向に違いが出てくる時期です。好きな遊びや食べ物の好み、睡眠時間も違いが出てくる場合があります。
一人は活発に動く遊びが好き。もう一人は座って本を読むのが好き。
なんていうことも珍しくはありません。
当然活発な子の方はご飯もいっぱい食べるかもしれませんし、疲れて早く寝ちゃうかもしれません。そうなると、ちょっとずつ体格差が出始めます。
体格差が出れば、歩き出す時期等にも影響することがあります。
活発な子の方が早く歩きだして、逆に本が好きな子は歩くのが遅くても話せるようになるのが早いなんてことも。
こればかりは双子といえども個人の好み等に基づいた問題なので、逆に違いを楽しむ!位の方がいいかもしれません。
気を付けたい成長の違い
上記2点では全く問題無い成長の差について書きましたが、今度は気を付けるべき差についてです。
一卵性の場合、遺伝子情報が同じですから環境によって多少の違いはあれ、基本的には目立った差は無いと考えてください。
あまりにもはっきりした違いが現れるようなことがあった場合、早期に専門機関へ相談された方が良いと思います。
「本当に大丈夫かしら?」
なんて悩みながら様子を見ていても、お母さんが疲れてしまいますしね。
少しの差なら気にしすぎないこと
双子の育児はとても大変です。
お母さんが休める時間なんて殆ど無いですし、体力も気力も限界になることもあります。
もし双子ちゃんに成長差があっても、成長曲線に乗っかっているようであれば、
- 無理をしない
- 気にしすぎない
この2つの気持ちが大切なことだと思います。
少しの体重差であれば、小学校にあがる頃までには大差なくなると先輩ママたちも言っています。
一緒に遊びながら二人の違いを見つけることを楽しんでくださいね。
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