授乳について 母乳の場合・ミルクの場合

双子のベビーを妊娠した時の驚きと感動、出産した時の喜びもつかの間。退院した双子ママに待っているのは嵐のような忙しい毎日。とくに新生児から数ヶ月は3時間おきといわれる授乳を2人分こなさなければなりませんし、片方が起きても片方はスヤスヤ・・なんてこともよくありますよね。

 

Feed,

 

今回は、双子の授乳を少しでも楽しく過ごせるようなちょっとしたコツをお教えします。

 

スポンサーリンク

母乳の場合

 

赤ちゃんが生まれると、「母乳で育てたい」と多くのママが思っていることと思います。しかし、双子や多胎の場合「完全母乳で育てた」というママは少数派のようです。

私なんぞ、情けないことですが2か月で母乳は終わってしまいました。

私の場合は、子どもが小さく生まれて吸引力が無く、その間も頑張って搾乳をしてはみたのですが、どうしても疲れでだんだん減っていったという感じになりました。

それ以外にも、ママ1人に対して、赤ちゃん2人ですからどうしても母乳量が足りないことや、授乳環境、授乳以外での育児の忙しさが完全母乳が少ない要因になっているようです。

 

母乳での授乳の方法

双子の授乳・・普通に考えると「一人ずつ交代で」と思われるかもしれませんが、同時に行ったほうがいいです。理由は2つあります。

  • 「片方のおっぱいを吸われると、刺激によりもう片側のおっぱいからも母乳が出てしまう事」

同時に吸われることで、母乳量が増えるといわれています。

  • 赤ちゃん達の授乳時間・睡眠時間を合わせる

赤ちゃん達の睡眠時間をコントロール出来れば、ママも心身ともに健康になり、母乳量も増えるはずです。

 

同時授乳のやり方としては、まだ首が安定していないうちは授乳クッションや枕などをうまく利用して、赤ちゃん同士の頭を突き合わせるようにラグビー抱きをして授乳しましょう。

 

うまく出来なければ、ママが仰向けに横になり、その上に赤ちゃん達を寝かせて吸ってもらいましょう。

 

最初はうまくいかず、赤ちゃん達も泣くしママも授乳がものすごく大変!体中が痛い!なんて思うかもしれませんが、首がしっかりする頃になれば、ママの両足に赤ちゃん達をまたがせ、吸わせることが出来るので、だいぶ楽になると思います。是非試してみてくださいね。

 

完全母乳でなくても、我が子を抱き、母乳を与えるということが「母子の心のはぐくみ・免疫向上・アレルギーの予防・あごの発達促進・乳幼児突然死症候群の予防」など、赤ちゃんにとってメリットが多いので寝不足が続き「母乳の出が悪いな・・」と思っても、ママのできる範囲で、根気よく赤ちゃん達に吸わせてあげてほしいなと思います。

 

ミルクで哺乳する場合

 

双子の育児は想像以上に大変です。「母乳」はママにしか飲ませられませんが、「哺乳瓶で粉ミルク」なら、ママ・パパだけでなく誰でもミルクを飲ませてあげることができます。

 

「ミルク・お湯・哺乳瓶の煮沸・・」などの「母乳」よりも用意するものや手間が多いと感じるかもしれませんが、母乳では不足しがちのビタミンDをしっかり摂取することができるといわれていますし、何よりママ以外の誰かに助けてもらえるという意味では、双子育児で精神的にも体力的にも疲れてしまっているママにとってストレスや負担が軽減されるのではないでしょうか。

 

哺乳瓶での哺乳の方法

 

ミルクをあげるとき、抱っこして赤ちゃんの目を見てアイコンタクトをしながら授乳するというのが基本ですが、双子はそういうワケにはいきませんよね。

 

双子のママの多くが「授乳毎に交代して抱っこで飲ませ、もう1人はバウンサーや枕を高くして吐き戻さないようにして、タオルや枕を利用してセルフで飲ませる」というように、工夫されているそうです。

 

母乳と混合の場合も、同じように「1人は母乳1人はセルフでミルク」抱っこしていないほうの赤ちゃんには「たくさん飲んでね」「お腹空いていたね」などと声かけやコミュニケーションを多めにしてあげると赤ちゃんも安心できます。

 

個人差はありますが、早い赤ちゃんは5ヶ月過ぎくらいから自分で哺乳瓶を持って飲めるようになるのでママの手間がすごく楽になりますよ。

 

大変だけど二度とない良い思い出になります☆

双子ママに限らず、子育て真只中のママにとって睡眠はとても大事なものです。睡眠不足は母乳の出も悪くなりますし、育児を楽しめなくなってしまうママも少なくありません。

 

双子ベビーの授乳問題をクリアして「あの頃はとても大変だったけど、私の一生のいい思い出」になるように、穏やかに双子ベビーとの生活を送れたらいいですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました