双子は自分が読んでほしい絵本を交互に持って来たり、割り込んで来たりと絵本を読んであげるだけでも一苦労しますよね。押し合いやたたき合いのケンカに発展してしまうなんてこともあります。
ですが読み聞かせには様々な効果があり、親子の絆を作るきっかけとなる大切なものです。なるべくそれぞれが満足してくれるように読み聞かせをしてあげたいものですね。
ではどのように対応してあげるのが双子にとって一番良い方法なのでしょうか。一緒に見ていきましょう!
読み聞かせにはどのような効果がある?
読み聞かせは一体なにが良いのかわからない方も少なくはないと思いますのでまずは読み聞かせが与える効果をご紹介しましょう。
コミュニケーション能力が高まる
子どもたちとは普段どのような方法でコミュニケーションを取っていますか?一緒に遊んだり、読み聞かせをしたりすることは親子の時間を共有しているということになりますね。
同じ時間を共有しながら読み聞かせをして、絵本を読んでくれているママの声色や表情をくみ取ります。そうやって吸収していくことによって感情表現を豊かにできるようになるのです。
また、大切なスキンシップを測れるので愛情のホルモンが分泌されます。このホルモンは子どものIQやストレス耐性を高めてくれるので子どもにとって良い効果が望めます。
好奇心や思いやりなど様々な感覚が育つ
言葉がわかるようになれば、読み聞かせをしている間に物語の先を想像してワクワク、ドキドキして想像力が豊かになります。様々な物語の内容を感じとって思いやりの心が芽生えたり、優しい気持ちが育ったりと素敵な効果ばかりです。
好きな物語を何度も読んだり、わからないことを追及したりと知的好奇心の発展にも繋がるので学習しようという意欲が生まれるという訳です。なんで?どうして?が増える時期は特にチャンスですので学習意欲を伸ばしてあげてくださいね。
物事に集中できる力がつく
言葉がわからない小さい子は特に、読んでいる途中でページをめくられてしまうことが良くありますよね。そしてまた最初のページに戻って同じことの繰り返しでママも疲れてしまいますが、読みたいという意欲を大切にしてあげてください。
そこで「ちゃんと聞いていないからいいや」「うちの子は絵本が嫌いみたいだからもう読まなくていいや」と思わないでくださいね。
何度も繰り返してあげることで興味を持ち、お話しがだんだんわかるようになるのです。そして集中して物語に入り込むことができるという訳です。
本が好きな子どもになる
本を読むことが苦手な方もいるのではないでしょうか。小さい頃から本を読んでいれば愛着が湧き、本に親しみやすくなります。
本は楽しいと感じてくれることで読書への抵抗がなくなり、自然と本が好きな子に成長していきます。本にはたくさんの情報があるので多くのものを吸収できるはずですよ。
双子への読み聞かせはどうする?
双子への読み聞かせは簡単そうに見えて実際は難しいです。
本の取り合い、ママの取り合いとどのように対応していけばいいのわからなくなってしまいますよね。双子は同じ年なのでどちらを優先すればいいかと悩んでしまいます。
そんな時は「順番」を教えてあげることが大切です。読み聞かせに関わらないのですが、「一緒」が難しい場合がほとんどです。
最初は理解できなくても何度も「順番だよ」と声をかけてあげることでだんだん理解してくれるようになるので根気強く教えてあげてくださいね。読み聞かせ以外でも順番を教えてあげるとなじみやすいかもしれませんね。
大変でも楽しみながら
双子へも読み聞かせは大変ですが、読み聞かせをすることはとても大切なことだとお分かり頂けたと思います。楽しいと感じてくれるように少しずつ工夫しながら対応できるといいですね。せっかくの親子水入らずの時間を素敵なものにしましょう!
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